私個人としては、ようやく実態に沿った形になったかなと感じております。

ただ発表記事をみていると少々気になることがありました。
現時点では、制度設計に関しての詳細な情報が出てきていないため、まだ何とも言えない状況ですが、育成就労の制度主旨に特定技能への移行を前提とするとあります。
特定技能への移行を前提とするなら 、特定技能へ移行できない職種・作業分野の技能実習はどうなるのでしょう？

例えば【繊維・衣服 関係】です。この分野は現特定技能の分野に設定されておりません。特定技能の分野に設定されていない以上、こちらの分野は特定技能制度を利用することができず、人手不足を補う手段として技能実習生を受け入れている実態があります。
そのため繊維・衣服関係の産業は人員を補充することが困難になり、混乱が生じる可能性が考えられます。
この分野も将来的に特定技能及び育成就労に設定・追加されるのかどうか、このまま廃止のみなのか、 今後も政府の判断・発表を追っていきたいと思います。